京都に行くたびに南禅寺周辺を散歩するのが大好きなのですがなぜだか今回ブログを書いていてわかりました。
南禅寺は亀山法皇の帰依により創建された禅宗の臨済宗南禅寺派の大本山です。
広大な敷地に三門から伽藍が並ぶ堂々たる寺院にも関わらず奥にはひっそりと水路閣という赤煉瓦造りの明治時代建造物。
建造物と自然がみせる四季折々の色を楽しめる場所に惹かれているのかもしれません。
そんな南禅寺周辺のお散歩の記録を。
ねじりまんぼ
蹴上駅から南禅寺方面に向かう時にこのレンガのトンネルを抜けていきます。
なぜこの名前がついたのか。中のレンガがねじれているらしい!
このトンネルと潜ると違う世界に行ってしまいそうなのはこのねじれが起こしているのか?
ともあれ蹴上方面から南禅寺の方に抜けると見えるのは、緑豊かな南禅寺周辺の別荘群。まさに異世界。
横にこんな小川も流れていたり
三門
正面にある三門は中から登って上の回廊に出ることができます。
拝観料500円
かなりきつめの階段のような梯子のようなところを上がって(すれ違った修学旅行生にここから急なので気をつけてくださいと声をかけられるくらい。優しいなありがとう)
たどり着いた回廊からぐるっと建物の周りを一周できます。
かの石川五右衛門が絶景かな絶景かなといったとか言わないとかいうくらい京都市内方面を望むと清々しい眺め。
本堂の方を見ると南禅寺境内をまた違って視線で一望できます。
夏の夕方になるとこの門の下で座って涼んでいる人もいたり。
扉の建具も立派!
御朱印ももらえます。
方丈庭園
徳川家康を祀る東照宮金地院(こんちいん)
久能山に納め、御法会を江戸増上寺、靈牌は三州大樹寺、御周忌終て下野国日光山へ小堂を營造、京都には金地院に小堂をいとなみ所司代はじめ武家の輩進拜せしむべし
と家康が遺言で残したこの最後の金地院の小堂がこちらに。家康の側近で黒衣の宰相と呼ばれていた崇伝によって家康の遺髪と念持仏が収められています。
水路閣
琵琶湖の水を京都まで運んでいる煉瓦と花崗岩造りのアーチ型の橋脚。
映えスポットでもあるので撮影している方も多くて、なかなかゆっくりはできませんが一度は見ておきたい場所。
青紅葉も映えますが紅葉は見事でしょうね。
アクセス(地図)